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6月29日──橋本徹のコンピ情報&DJツアー情報!

先月リリースされ予想以上の大好評を博しているサラミ・ローズ・ジョー・ルイスの最新作『Zlaty Sauce Nephew』に続いて、彼女が昨年発表し「2016年のベスト・アルバム」という絶賛の声も上がったファースト・アルバム『Son Of A Sauce!』がアプレミディ・レコーズから世界初CD化されました。これもまた配信とカセットでしか聴くことができなかった素晴らしい作品です。サラミ・ローズ・ジョー・ルイスの魅力については、UNITED ARROWS連載コラム「音楽のある風景」4月分5月分で紹介しましたが、詳しい経歴や音楽性の解説は、彼女へのインタヴューをもとに2枚のCDに寄せられた、国分純平松林弘樹の愛情あふれるライナーをぜひ読んでみてください。

 

7/12には、2/23に惜しまれつつも77歳で亡くなったミスター・メロウネスことレオン・ウェアの偉大な功績を讃える追悼コンピ、『Free Soul. the classic of Leon Ware & His Works』もついに発売されます。貴重なシングル・オンリー曲も含む彼名義の傑作に加え、プロデュース・ワーク/フィーチャリング/カヴァーのとびきりの名品も選りすぐった、2枚組42曲172分にわたる(しかも¥2,500のスペシャル・プライス)正真正銘のキャリア集大成ベスト盤です。詳細は僕とwaltzanovaによる計30,000字におよぶライナーを参照していただけたら嬉しいですが、レオン・ウェアのアーバン&センシュアルな珠玉の名作群を、スムースな音のマッサージに身を委ねるように、最高のドライヴ・ミュージック〜絶品のベッドサイド・ミュージックとして堪能してもらえると思います。

 

これからひと月の間は、ちょっとしたリリース・ラッシュという感じで、7/19には僕が去年のベスト・アルバム40枚にも選んだ、ロウレンソ・ヘベッチスの『O Corpo de Dentro』もSuburbia Recordsからアナログ化されます。アート・リンゼイがプロデュースした、J・ディラ以降の冴えたビート感覚とアフロ・ブラジルの躍動感に気高いラージ・アンサンブルが融合したブラジリアン・ジャズの歴史的アルバムですが、僕はフライヤー&ステッカーに推薦コメントを寄せているので、ここにも引用しましょう──”ジャズとヒップホップ/R&Bの融合の歴史におけるマイルストーンがロバート・グラスパーの『Black Radio』なら、ロウレンソ・ヘベッチスの『O Corpo de Dentro』はジャズとブラジル音楽の邂逅の記念碑だ。アフロ・ブラジリアンの豊潤なグルーヴとJ・ディラ以降のねじれたビート感覚に、マリア・シュナイダー〜挾間美帆らのラージ・アンサンブルや室内楽ジャズの系譜も息づく、ギル・エヴァンス×モアシール・サントスの現代版のような大傑作。アート・リンゼイ・プロデュースによる前衛的なセンスも香らせながら、ディアンジェロやケンドリック・ラマーに触発されて生まれた稀有なアルバム。ただひたすらカッコイイ!”。

 

そして夏と言えば、お待たせしました! “美しい光”を選曲テーマにしたGood Mellowsコンピの新作、『Good Mellows For Beautiful Lights』もいよいよ7/19登場です。全13曲中11曲が世界初CD化で、陽の光を感じさせるピースフルで心地よいアンビエンス、胸ときめかせるビートときらめくようなメロディーが、甘美な季節を瑞々しくしなやかに彩ってくれるはずです。しかも今回は、イビサCafe Del Mar〜Cafe MamboのレジデントDJとしても名高いリヴィング・レジェンド、クリス・ココのCalmとの共演作をリード・トラックとするニュー・アルバム『My Favourite Place (Before Sunset)』とのダブル・リリース。こちらは7/5到着で、コンセプトは“美しいサンセット”。イギリスからクリス・ココを招いての、この2枚のメロウ・チルアウトな世界観を体感できるDJツアーもまもなくですので、スケジュールを掲載しておきます。関西や九州にも行きますので、ぜひ遊びに来てください。シーサイド・パーティーも多く、東京では7/17海の日の「Sunset The MARINA」も楽しみです。その前に鎌倉・由比ヶ浜Ocean Harvest COCOMOでのUyama Hiroto/MARTERライヴとのサンセットDJもありますね。もちろん毎年心待ちにしている、江ノ島のシーキャンドル・サンセットテラスでの「夕陽と海の音楽会」も、今年もオーガナイズします。こちらは8/11山の日、ライヴ・ゲストにharuka nakamuraとAOKI, hayatoによるFOLKLOREを迎えますので、大人の夕涼みにいらしてください。それでは、皆さんも一緒に、素晴らしい音楽と素敵な夏をすごしましょう!

 

追記:
この夏からdublab.jpをプラットフォームに、僕が選曲/パーソナリティーを担当するインターネット・ラジオ番組「suburbia radio」が始まることになりました。8月から毎月第3水曜21時より90分間の放送予定で(第4水曜は原雅明による兄弟プログラム「rings radio」)、そのスタートを記念して7/20には、クリス・ココとCalmの生DJもフィーチャーした特番をカフェ・アプレミディからお届けします。実はこの企画の発端になったのは、友人のDJ SAGARAXXの家で聴かせてもらった「Bandcamp Weekly」。彼が真剣な眼差しで話していた「こんな感じで橋本さんも番組をやるべきですよ」という言葉を真に受けて、その気になったのでした。毎回ゲストや特集もまじえながら、そのときそのときのお気に入りをどんどんかけていこうと思っていますので、よろしくお願いします!

『My Favourite Place (Before Sunset)』リリース記念!
Chris Coco(クリス・ココ)DJツアー〜チルアウト・サマー2017
Supported by Good Mellows & Calm
 
7/15(土)16:00〜24:00「Balearica」Rooftop Bar OO(大阪)
DJ: Chris Coco/橋本徹/Calm/Takekiyo Ishimoto/Masatoshi Nakagawa/YOGA
7/16(日)12:00〜16:00「FESTIVIN KYOTO」みやこめっせ[京都市勧業館](京都)
DJ: Chris Coco/橋本徹/Calm/ピアニカの魔術師(ライヴ)/FESTI-BAND(ライヴ)
7/16(日)17:30〜20:30「Sunday Mellows」(一般の方はご入場できません)細見美術館cafe cube(京都)
DJ: Chris Coco/橋本徹/Calm
7/17(月・祝)15:30〜21:00「Sunset The MARINA」東京夢の島マリーナDimare(新木場)
DJ: Chris Coco/橋本徹/Calm/Kan Sano(ライヴ)
7/19(水)19:00〜24:00「Good Mellowsスペシャル5時間」DOMMUNE(渋谷)
DJ: Chris Coco/橋本徹/Calm/DJ YOGURT/青野賢一/maa/shiba@FreedomSunset(ライヴ)
7/20(木)21:00〜23:00「dublab.jp suburbia radio公開生放送」カフェ・アプレミディ(渋谷)
DJ: Chris Coco/橋本徹/Calm
7/21(金)20:00〜26:00「『Good Mellows For Beautiful Lights』リリース・パーティー/Chris Cocoウェルカム・パーティー」カフェ・アプレミディ(渋谷)
DJ: Chris Coco/橋本徹/井出靖/Chee Shimizu/maa
7/22(土)16:00〜21:00「Seaside Mellows」(天候不良の場合は翌日に順延の可能性あり)AOSHIMA BEACH PARK(宮崎)
DJ: Chris Coco/橋本徹

 

 

〜『Good Mellows For Beautiful Lights』(7/19発売)プレス・リリースより〜

 

2015年春からスタートし国内から海外まで広く大絶賛・大好評を博している“Good Mellows”シリーズに、夏にジャスト・ミートの待望の新作コンピ『Good Mellows For Beautiful Lights』が登場!

 

今回も全13曲中11曲が世界初CD化、橋本徹(SUBURBIA)が「美しい光」をテーマに珠玉のメロウ・バレアリカ〜チルアウト・アンビエント〜サンセット・グルーヴ〜ファンタスティック・ハウス〜ジャジー・ブレイクス〜アーバン・ビートダウンを、昼〜夕〜夜と時の流れをストーリーに80分以上にわたって紡いだ、至福のメロウ・チルアウト・セレクションです! 

 

陽の光を感じさせるピースフルで心地よいアンビエンス、胸を震わせるビートにきらめくようなメロディー、甘美な季節を彩るサマー・ブリージンでクールでビューティフルなときめきの音楽旅行へ!

 

1. Unknown Mobile / No Motion
カナダのProject Pablo主宰ASL Singles Club発、鳥のさえずりなどフィールド・レコーディングも心地よい陽だまりオーガニック・アンビエント。アンドラス・フォックスと対をなすJ.D.Emmanuel ×Jack Jスタイル。
 
2. Sorcerer / Afro Heaven 
HatchbackとのWindsurfでもお馴染み、西海岸アダルト・オリエンテッド・バレアリカの雄による、アコースティックな流麗ヘヴンリー・チルアウト。楽園フィールの清涼感と色彩感あふれる波打ち際の心地よさ。
 
3. Zee Erf feat. Francesca Mondi / Southern Freeez (Mudd's Mix For Emma)  
FreeezのUKジャズ・ファンク・クラシックを、当時のメンバーもまじえて、Claremont 56らしく極上メロウ・バレアリック・カヴァー。儚くもクール、アンニュイかつキュートな女性ヴォーカルの清らかな透明感、快いギター・カッティングにさざ波のようなグルーヴ、MuddことPaul Murphyによるフローティン・リミックス。 

 

4. Joe Morris / Light Of The Moon
Coyote主宰Is It Balearic?より、曲名通り黄金色に輝く波間をゆらめく月明かりのような、海辺のサマー・チルアウト・バレアリカ。Wally Badarouを思わせるダビーなグルーヴに、ピアノやスティールパンがきらめく。
 
5. Kenneth Bager feat. Jean Luc Ponty & N. Grandjean / Fragment Four "Love Won't Leave Me Alone"
デンマークの名門Music For Dreamsの輝かしい金字塔と言うべき、スーパー・バレアリック・サマー・チューン。永遠の夏を刻みつける「夏の日の恋」をサンプル・モティーフに、天にも昇るようなJean Luc Pontyのヴァイオリンも気持ちよすぎ。
 
6. Michael Mayer & Joe Goddard / For You(DJ Koze Mbira Remix)
Kompakt創設メンバーでもあるジャーマン・テクノの雄とホット・チップ/The 2 Bears/Greco-Roman主宰の話題のコラボ作をドイツの至宝DJ Kozeがナイス・リミックス。ムビラ(親指ピアノ)の音色とメロディックなリフが至福へと誘う、サマー・トリップ感も抜群のスピリチュアルなアフロ・パーカッシヴ・エレクトロニック・グルーヴ。
 
7. Enrico Mantini / Octivation 
イタリアン・ディープ・ハウスの知る人ぞ知るレジェンドによる1992年の秘宝。フランキー・ナックルズ「The Whistle Song」への回答であり、ミスター・フィンガーズを彷彿させる、胸を疼かせる魔法を宿したメロウ・ドリーミン・アンビエント・ハウス。
 
8. Mined / Mistakes
ガーナ生まれPeacefrog経由のブライテスト・ホープによる、スムースでメランコリックながらフロアを多幸感で満たす、素敵すぎるバレアリック・メロウ・ダンサー。2017年夏のアンセムになること間違いなし。
 
9. Trinidadian Deep / Father
ロン・トレントお墨つき、ジョー・クラウゼル好き必聴の、ファンタスティックな珠玉のビューティフル・ハウス。軽やかでトライバルなリズムに、ジャジーでエレガントなピアノが筆舌に尽くしがたい美しさ。
 
10. Vick Lavender feat. Spike Rebel / Rescue Me (The Sophisticado L.O.V.E. Mix)
ジョー・クラウゼルSacred Rhythm全面サポート、シカゴ・ディープ・ハウス・チームStrictly Jaz Unitの一員による、しっとりメロウで温かみのあるソフィスティケイトされた絶品ジャジー・ハウス。アーバンなソウル・フィーリングに、マックスウェル×ディアンジェロ的な甘く撫でるような歌声と繊細なコーラス、とろけるようなエレピや琴線に触れるギターが柔らかな彩りを添える。
 
11. Lay-Far feat. Magic Number / Like The First Time
モスクワ発スウェーデンLocal Talk経由、デトロイト・ビートダウン風味のメロディアスでジャジーな逸品。ジャズ/ソウル/ディスコ/ハウスが溶け合う都会的なメロウネスに、Magic Numberの美しい歌声が映える。

 

12. Daniel Leseman / On My Mind
JunktionとFoukを組みOutplayを主宰するオランダ・ユトレヒトの精鋭による、ジャジー&ソウルフルな知られざるビートダウン名品。揺れるエレピやシンセに甘美な女性ヴォーカルが印象的な、深海をたゆたうようなメランコリー。
 
13. Albrecht La'Brooy / Encounter (Midnight)
俄かに注目を集めるオーストラリア・メルボルンから登場した俊鋭コンビによる、神秘的・宇宙的なイマジネイションあふれるアンビエント・エレクトロ二カ×チルアウト・ハウス。幻想的なピアノが夢幻へと誘うミッドナイト・グルーヴ。
 
※“Beautiful Lights”という選曲コンセプトを美しく視覚化した素晴らしいアートワークは、今回もNujabes/Calmなどのジャケットでも人気のFJDによる描き下ろしです!

 

01. No Motion / Unknown Mobile
02. Afro Heaven / Sorcerer
03. Southern Freeez (Mudd's Mix For Emma) / Zee Erf feat. Francesca Mondi
04. Light Of The Moon / Joe Morris
05. Fragment Four "Love Won't Leave Me Alone" / Kenneth Bager feat. Jean Luc Ponty & N. Grandjean
06. For You (DJ Koze Mbira Remix) / Michael Mayer & Joe Goddard
07. Octivation / Enrico Mantini
08. Mistakes / Mined
09. Father / Trinidadian Deep
10. Rescue Me (The Sophisticado L.O.V.E. Mix) / Vick Lavender feat. Spike Rebel
11. Like The First Time / Lay-Far feat. Magic Number
12. On My Mind / Daniel Leseman
13. Encounter (Midnight) / Albrecht La'Brooy
 
※特にレコードが入手困難だったり、DJユースに向いた名作を選りすぐった、6曲入りのアナログEPもリリースされます!
 
A1. Fragment Four "Love Won't Leave Me Alone" / Kenneth Bager feat. Jean Luc Ponty & N. Grandjean
A2. For You (DJ Koze Mbira Remix) / Michael Mayer & Joe Goddard
A3. Octivation / Enrico Mantini
B1. Mistakes / Mined
B2. Father / Trinidadian Deep
B3. Light Of The Moon / Joe Morris

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6月17日──橋本徹の2017上半期ベスト

Toru II Toru通信(2017年6月17日)
橋本徹(SUBURBIA)が選ぶ2017年上半期ベスト・アルバム40枚
Selection & Text by Toru Hashimoto (SUBURBIA)

 

(1)Thundercat『Drunk』
(2)Dirty Projectors『Dirty Projectors』
(3)Kiefer『Kickinit Alone』
(4)Luiza Brina & O Liquidificador『Tao Ta』
(5)Salami Rose Joe Louis『Zlaty Sauce Nephew』
(6)Kendrick Lamar『Damn.』
(7)Joey Bada$$『All-Amerikkkan Bada$$』
(8)Smino『blkswn』
(9)Kurt Rosenwinkel『Caipi』
(10)Moonchild『Voyager』
(11)Buttering Trio『Threesome』
(12)FKJ『French Kiwi Juice』
(13)Nate Smith『Kinfolk: Postcards From Everywhere』
(14)Gustavo Spinola『Mares, Rios』
(15)Wayne Snow『Freedom TV』
(16)Drake『More Life』
(17)Sampha『Process』
(18)SZA『Ctrl』
(19)Claudio Bolzani『Creciente』
(20)Laura Misch『Playground』
(21)Carmela Ramirez & Gabriel Chakarhi『Vida』
(22)Dominic Miller『Silent Light』
(23)Ian Lasserre『Sonoridade Polvora』
(24)Father John Misty『Pure Comedy』
(25)Vanessa Moreno『Em Movimento』
(26)La La『Zamba Puta』
(27)Oddisee『The Iceberg』
(28)Lisa Knapp『Till April Is Dead, A Garland Of May』
(29)Sam Amidon『The Following Mountain』
(30)Leandro Cabral Trio『Alfa』
(31)Nitai Hershkovits『I Asked You A Question』
(32)Daudi Matsiko『An Introduction To Failure』
(33)Nosizwe『In Fragments』
(34)Little Simz『Stillness In Wonderland』
(35)Santiago Beis『Univer-som』
(36)Jeb Loy Nichols『Country Hustle』
(37)Brandee Younger『Wax & Wane』
(38)Omar Sosa & Seckou Keita『Transparent Water』
(39)Fabiano Do Nascimento『Tempo Dos Mestres』
(40)Arthur Verocai『No Voo Do Urubu』

 

2017年上半期ベスト、ここ数年の大充実を引き継いで、とび抜けた一枚こそないものの(自分がサンダーキャットをトップに置くとは、何年か前には想像できなかった)、かなりの豊作だったと思う。「usen for Cafe Apres-midi」での選曲リストを見直しながら、まず100枚ほどをピックアップし、その中でもよく聴いた40枚を選出した。

 

とはいえ、僕のようなアルバム重視のリスナーでさえ、曲単位で好きなものを聴くことが増えた、というのが2017年の実感(昨年末からSpotifyのプレイリストの選曲を仕事としていることも大きいかもしれない)。そうしたフェイヴァリット曲を中心に、「2017 Best Selection」として5月半ばから6月初めにかけて作った4枚のCD-Rにまとめているので、曲目インデックスを参照してもらえたらと思う。僕にとって特に2017年を象徴しているのはIvan Ave「Also」(ケイトラナダ&キーファー共同プロデュース)/Fortunes.「501's」/Jonti「Rain」、あるいはLuedji Luna「Um Corpo no Mundo」あたりだ(意外なところでは、ジョン・メイヤー「Still Feel Like Your Man」を入れ忘れているが)。

 

半年間を振り返ると、とりわけ中南米音楽とヒップホップの印象が強い。現在進行形ジャズ・シーンの傾向は、個人的には2011年頃から去年の夏くらいまで(その記念碑であり金字塔が、まもなくSuburbia RecordsからアナログLP化されるロウレンソ・ヘベッチス『O Corpo de Dentro』だ)が自分の好みに適っていたが、40枚以外にリストアップした候補を列挙すると以下のようになる。The xx/オマー/ボノボ/ロッテ・ケストナー/フェルナンダ・ゴンザーガ/レオ・ミナックス/Victor Provost/フランシア・ヴィラロボス/ナウエル・カルフィ/ニコラス・オスピナ/ヴィトール・ゴンサルヴェス/ジョアナ・ケイロス/E Arenas/カリーム・リギンス/シド/マット・マーシャンズ/ガブリエル・ガルソン・モンターノ/ベッカ・スティーヴンス/フロー・モリッシー&マシュー・E.ホワイト/クリス・シーリー&ブラッド・メルドー/マイルス・モーズリー/ジョンウェイン/オーティス・ジュニア&ドクター・ダンディフ/ダイメ・アロセナ/チョコレイト・ジニアス/ジュリー・バーン/ローラ・マーリング/Ginger Root/フィーリーズ/レティシア・サディエール・ソース・アンサンブル/Niia/レイチェル・ブロットマン/レベッカ・マーティン&ギジェルモ・クレイン/ジョナ・レヴィーン・コレクティヴ/ブラクストン・クック/エリック・レニーニ/ジェラルド・クレイトン/ティグラン・ハマシアン/フアナ・モリーナ/メリサ・ラミオネ/カリーニ・アギアール/ギンガ/マリオ・アヂネ/ファビオ・トーレス/クアンティック&ニディア・ゴンゴーラ/アレックス・クーバ/Bastien Keb/マック・デマルコ/ウィル・ストラットン/Raoul Vignal/ファイスト/シルヴィア・ペレス・クルース/ジェンマ・ウメット/アルカ/アルファ・ミスト/Gaussian Curve/ロード・エコー/デイデラス/カルロス・ニーニョ&ファーマー・デイヴ・シェアー/Lake/ストーン・ファウンデイション/コーディー・チェズナット/Bongeziwe Mabandla、そして買ったばかりのレアンドロ・マセローニ……。

 

年末から年始にかけてよく聴いた盤を補足すると、Pau Figueres/Toti Soler/Tito Cordoba/Gaby Echevarria/Gonzalo Arevalo/ナターシャ・レレーナ/マイケル・オリヴェイラ・グループ/アナット・コーエン&マルセロ・ゴンサルヴェス/シャイ・マエストロあたりだろうか。編集盤ではアルゼンチン音楽の偉人リト・ネビアを讃えたい。EPのマーク・ド・クライヴ・ロウやSiR、コスモ・パイクやKnxwledgeなども選外としている。

 

相変わらずたくさん購入しているアナログ12インチについては、また別の機会に触れよう。DJで最もヘヴィー・プレイしているのは、いつもフロアを多幸感で満たしてくれるMined「Mistakes」。現代のフラワー・チルドレンに贈る、文句なしの2017サマー・アンセムだ。7/19リリースの僕のニュー・コンピ『Good Mellows For Beautiful Lights』に収録されるので、ぜひ聴いてみてください!

 

 

2017 Best Selection Vol.1

 

01. Keep Your Name / Dirty Projectors
02. Passionfruit / Drake
03. Show You The Way / Thundercat feat. Michael McDonald & Kenny Loggins
04. Pages / Nate Smith feat. Gretchen Parlato
05. Mistakes / Mined
06. 501's / Fortunes.
07. Bahia Dreamin' / Karriem Riggins
08. Amphetamine / Smino feat. Noname
09. This Road / Laura Misch
10. Also / Ivan Ave
11. Rosie / Wayne Snow
12. Refugee Song / Buttering Trio
13. Skyline / FKJ
14. Land Of The Free / Joey Bada$$
15. Rain / Jonti
16. Remanso / Luiza Brina & O Liquidificador
17. Caipi / Kurt Rosenwinkel
18. Um Corpo No Mundo / Luedji Luna
19. Chronic Sunshine / Cosmo Pyke

 


2017 Best Selection Vol.2

 

01. Street Rituals / Stone Foundation feat. Paul Weller
02. Magazine / Lake
03. Oya Nana / Fabiano Do Nascimento
04. Mares, Rios / Gustavo Spinola
05. Mare / Ian Lasserre
06. Deux Cerises A L'oreille / Karine Aguiar
07. Bebes / La La feat. Alonso Nunez
08. El Diminuto Juan / Claudio Bolzani
09. Fantasia / E Arenas
10. En La Montana / Santiago Beis
11. As / Becca Stevens feat. Jacob Collier
12. Homenaje / Victor Provost
13. Be / Rachel Brotman
14. Cure / Moonchild
15. Maisy Hay / Jeb Loy Nichols
16. Insecurities / Syd
17. Night Birds / Eric Legnini feat. Mathieu Boogaerts
18. Thinking Bout You / Flo Morrissey & Matthew E. White
19. Duckworth. / Kendrick Lamar

 


2017 Best Selection Vol.3

 

01. Merengue / Carmela Ramirez & Gabriel Chakarhi
02. E Ye Ye / Quantic & Nidia Gongora
03. Sou Louco Por Ela / Alexandre Grooves
04. A Outra / Arthur Verocai
05. Nomistakes. / Knxwledge
06. Most Beautiful Girl / Kiefer
07. Quien Diria / Franssia Villalobos
08. Urban Waltz / Dominic Miller
09. Under The Same Sky / Raoul Vignal
10. Crida'm / Gemma Humet
11. You Can Do Better Than Me, But I Hope You Don't / Daudi Matstiko
12. The Night Before May Day / Lisa Knapp
13. Bears / James Vincent McMorrow
14. Fortune / Sam Amidon
15. Human Condition / Jonwayne
16. In-Between And Overseas / Sampha
17. Cantiga / Gabriel Garzon-Montano
18. Shadow Of Doubt / Miles Mosley
19. Subete A Mi Disco / De La Rivera
20. Time To Decide / AI Sunny
21. Zootcase / Jonah Levine Collective feat. Mndsgn

 


2017 Best Selection Vol.4

 

01. Anything Can Happen / Cody ChesnuTT
02. Cassionova Flipp Of Cheflee / Salami Rose Joe Louis
03. 6am / Moonchild
04. Pick Up / Bastien Keb
05. Blue Green / Jonwayne feat. Low Leaf
06. Yini / Bongeziwe Mabandla
07. Legendary / Joey Bada$$ feat. J. Cole
08. So Alive / Brandee Younger
09. Ooh Nah Nah / SiR feat. Mesego
10. Hurt You First / Niia
11. Love ln Music / Buttering Trio
12. Alfa / Leandro Cabral Trio
13. Evergreen / Mark De Clive-Lowe/Josh Johnson/Brandon Eugene Owen/Gene Coye
14. My Turn / Nitai Hershkovits feat. Kurt Rosenwinkel
15. Serena Do Olhar / Vanessa Moreno
16. Skating On The Glass / Will Stratton
17. Alegria / Leo Minax
18. Four For You / Gaussian Curve

 

 

2017 Best Selection Vol.5

 

01. Smile / Jay-Z feat. Gloria Carter
02. 911/Mr. Lonely / Tyler, The Creator feat. Frank Ocean
03. I Love You So Much / DJ Khaled feat. Chance The Rapper
04. Slide / Calvin Harris feat. Frank Ocean & Migos
05. Labyrinth / Toro Y Moi
06. Million Miles Away / Washed Out
07. En Mi Guitarra / Alex Cuba
08. Casa Pronta / Mallu Magalhaes
09. Brand New Heart / Breanda Nicole Moorer
10. Believe / Terrace Martin Presents: Pollyseeds
11. Greeding To Saud (Brother McCoy Tyner) / Richard Spaven feat. Kris Bowers
12. Shuggie Pie / Mocky
13. Sao Paulo / Ill Camille feat. Punch & Rose Gold
14. Meet Charlie Parker / Madeleine Peyroux
15. Ar De Outro Lugar / A Engrenagem
16. Want Me / Puma Blue
17. La Luna En Tu Pelo / Gabriela Fernandez
18. Punto Final / Leandro Maseroni

 

Compiled by Toru Hashimoto for Suburbia Factory

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